1993年生

拠点:サン=タマン=タン=ピュイゼイユ

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(撮影: Lisa Derevycka)

応用美術やデザインの課程がある高校を卒業後、ルーブル美術学校に進学、二年間在籍して美術史を学んだ。フランスのセーヌ=エ=マルヌで二年間、工芸分野・陶磁専攻の国家職業資格(Diplôme des Métiers d’Art opition Céramique)のための学校に通学する。しかし、カリキュラムが彫刻や総合造形を主としたもので、彼女の求める工芸的な訓練を経験することができなかったため、ディプロムを取得せず、別の道を求めた。

2018年に、サン=タマン=タン=ピュイゼイユの国際工芸・陶磁訓練センター(EMA-CNIFOP)にて轆轤形成の課程に入校し、国家適性資格(CAP:Certificat d’Aptitude Professionnelle)を取得した。 CNIFOPに在籍中よりジュディス・ラスリー氏に出会い、彼女の元で研修をする。その技法に強く惹かれ、さらに深く学びたいと思っていたところ、ラスリー氏からの提案で彼女の工房で共に制作できることになった。

2019年に、自身の工房探しをはじめ、サン=タマン=タン=ピュイゼイユの古くからの陶器通りに位置する、キャリア初期の陶芸家たちのための工房に入居した。2020年、CNIFOPで同窓生だったモード・ティエフェン氏を通じて、マリー・ジェアン氏らとともに、女性だけのアナガマ焼成企画「nanagama」に参加する。これが初めての薪窯焼成となり、現在も薪窯焼成や日本陶芸を参照した作品を制作する。

2025年現在は、シャトー・ドゥ・ラティリーのグレ工房で釉薬の職人として働きながら、サン=タマンにある「共同シェア工房21」にて制作を続けている。